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小説「嘘を愛する女」
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    この小説は話題の映画『嘘を愛する女』の小説版として岡部えつさんが書き下ろした作品ですが、先月の同行鑑賞会で映画を観る前に実は私の手元にありました。しかも新聞の広告欄には爛張織篏唾店では売り上げランキング1位 続々重版14万部突破!この物語がより切なく愛おしくなります瓩諒源や写真が毎日のように掲載されていました。

    ただこれまで原作を読んだ後にその作品の映画化されたものをみて、自分のイメージと映画の落差にがっかりした経験を何度も味わいましたので映画をみるまで、がまんにがまんを重ねていました。そして映画を観た数日後、今月2日の新聞の天声人語に取り上げられていたのです、この映画のことが。映画館で映画をみて自分の記事がきっかけだと直感した57歳の朝日新聞の編集委員さん。「夫はだれだった?」一風変わった見出しのその記事が紙面に載ったのが27年前の東京版。その年に病死した自称医師なる男性が実は正体不明の人物で5年間連れ添った女性が途方に暮れているという内容の記事です。その記事に触発された作家の辻仁成さんがその男性が原稿用紙700枚に及ぶ未完の小説を残したことに着目して随想を書きました。そしてこの随想を読んだのが当時高校生だった映画監督の中江和仁さんで、大学に進み記事をネットで探すが見つからない、ようやく国会図書館で発見しいつか映画にしょうと構想を温めます。自ら脚本を書き直し10年という歳月をかけた企画が応募474作品という映画コンペで優勝、中江さん自身が監督して映画『嘘を愛する女』に結実した、というすごい話が書かれていました。それを読むと、もう積読状態にはしておけません。早速読み始めました。活字で書かれた作品は読み手の勝手な想像で物語を紡ぐことができます。もちろん映画のヒロインの長澤まさみさんとダブルこともありますし、瀬戸内の島々の美しい景色など活字の世界よりイメージが大きくふくらんできたりもします。しかし、つい先日映画で見たばかりの風景なのになぜかそんなことは全く気になりません。

    映画が先に作られ、後から小説が書かれていますので同じストーリーでありながら全く別物のような新鮮な気持ちで一気に読んでしまいました。映画を観た後、その映画を小説化したものを読む、という初めての経験をしましたが実に充実した楽しいひと時でした。こういう手法も猴り瓩任垢諭もちろん作品そのものに力がないとこうはいかないでしょうが。

    posted by: ちあやほーぶん | - | 07:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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