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奥田英朗 「純平、考えなおせ」
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    前回に続いて今回も本です。サスペンス、ユーモアシリーズ、硬派ミステリー、スポーツエッセイなど幅広い作風で多くのファンの心をつかんでいる直木賞や吉川英治文学賞受賞作家・奥田英朗さんの「我が家のヒミツ」をここで取り上げたことがあります。そして今年に入って読んだ彼の作品が映画にもなった「純平、考え直せ」でした。私のまわりにも狃稱伸瓩気鵑呂燭さんいますのでついタイトルに親しみを覚えて読んだのですが何と暴力団員のアクション小説でした。

    歌舞伎町を縄張りにする組員20人という小さな暴力団に入って2年目の21歳の純平が主人公です。組の親分から対立する暴力団幹部の命を狙えと拳銃を渡され、その命令を実行に移すまでの数日間の彼の日々がリアルに描かれています。しかも街で出会ったセックス相手の若い女性がSNSのサイトに「自分の相手の男の子が組員で、週明けに抗争相手の幹部を殺さないといけない。やめさせる方法があったら誰か教えて」と書き込んだことからネット上に次から次へと書き込みが増えてくるという筋書きです。映画やTV,あるいは小説でしか知らない暴力団抗争という私にとってはフィクションの世界に、突然爛薀ぅ鶚瓩箸いΩ充造入り込んできて驚きました。さすがに時代はSNSやネットに慣れ親しんでいるのだなと妙なところで感心した次第です。物語りの最終場面も主人公の純平が相手の幹部を撃ったあと、やはり書き込みの引用で文章は終わっています。まさかこういうスリリングな暴力団員のアクションものにラインが登場し、ごく普通の人たちの声が載るなんて考えてもみませんでした。そういう時代なのですね。

    頭がこちこちになった時やたいくつな時に読むとシャきっとしそうです。

    posted by: ちあやほーぶん | - | 19:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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