Search
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
指揮:佐渡裕、 ピアノ:反田恭平
0

    今日から3月です。今晩も愛媛のひめぎんホールで西日本ツアーの一環として演奏会が行われますが指揮に佐渡裕さん、ピアノが反田恭平さん、オーケストラは日本センチュリー交響楽団という布陣の大分公演に行ってきました。本当は1階の真ん中の席が予約でとれていたのですが知り合いの視覚障がいのご夫妻の席が2階席しか取れなかったというので代わりに私たちが2階へ移動しました。あそこは2階の場内に入ってからも階段を上がり、席に着くためには今度は階段を降りないといけません。席に着くまでは誘導できますが休憩時間にトイレでもと思った時は大変だからです。発売日からそんなに時間をおかずチケットは完売、会場のいいちこグランシアタは3階席まで満席でした。それはそうですよね、今 日本人の指揮者で佐渡さんほど注目を集めている人はいませんし、同じく今 最も勢いのある若手ピアニスト・反田さんとの演奏会ですもの。背が高くてかっこいい佐渡裕さんが演奏会が始まる前にこのオーケストラとの出会いを説明するためにちょっと登場しただけで場内から歓声が上がりました。

    彼の指揮によって奏でられる曲は、いわゆるクラッシックという堅ぐるしさを感じさせません。ごく身近な音楽として分かりやすく私たちに伝わってきます。指揮者によって楽曲が別物になるといわれますが、それをしっかり実感した演奏会でした。そして管楽器群が非常に気持ちよく鳴っていたのがとても印象的でした。しかもパートリーダーに女性陣が多いことにも気がつきました。中学や高校の吹奏楽団員は殆ど女性ばかりですので、結果としてこうしたプロオーケストラにも女性奏者が増えているのでしょう。

    一曲目に演奏されたラフマニノフのピアノ協奏曲第3番ニ短調という曲は、プログラムの解説によりますと作曲と同じ年にカーネギーホールで初演されソリストは作曲者ラフマニノフご自身が務めたそうです。この時代の名ピアニストとして名高いヨゼフ・ホフマンに献呈されましたが手が小さいことを理由にホフマンが演奏することはなかった、というエピソードを持つほどの曲です。あの有名な第2番以上に壮麗で音数も多く、ロマンティックな曲奏があちこちに登場、ラフマニノフ自身が大きな手の持ち主だっただけに技術的な難度が高い作品と言われています。そんな難易度の高い曲を24歳という日本の若きソリストが全身全霊でエネルギッシュに卓越した超絶技法で奏で客席の全員がかたずをのみながら聞き入っていました。これぞ生の演奏会の醍醐味です。

     

    それにしても、ここまで過密なスケジュールとは・・・19日から25日まで7日間連日、26日に1日だけ休養して再び翌日から4日連続で明日まで、堺市に始まり九州4県、米子、山口県、岡山、四国と公演が続いています。大人数でのハードな移動です。この日の開演時間は午後7時で弦楽器だけで奏でるアンコール曲「ダニーボーイ」が終わったのが午後9時半過ぎ、CD販売のサイン会の方もいます。まあ普通このパターンだと早くても10時過ぎにしか本格的な食事はとれません。しかしこうも連日、公演と移動が続くと健康管理や何やかで大変でしょう、びっくりしました。

    2曲目のドボルザークの「新世界より」を初めて聞いたのは中学生の頃です。2間しかない借屋住まいに大家族、高校を出て社会人として働きはじめたばかりの下の兄が安月給をはたいてこの曲やベートーベンなどのよく知られたレコードを買ってきては毎日のように聞いていました。この曲を聞くと今は亡きその兄を思い出します。そしてこうしてPCに向かっている間もイングリッシュホルンが奏でる主旋律「家路」が耳の奥でずっと聞こえています。

    結局2月は暖冬のまま、季節はこのまま春へと移っていくのでしょうね。

    posted by: ちあやほーぶん | - | 07:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    この記事のトラックバックURL
    http://blog.oita-bfcinema.com/trackback/1486
    トラックバック