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新元号で大忙し
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    来月1日から施行される新元号猯疣足瓩発表されて半月経ちました。日本国中、何となく浮かれた状態です。街中を歩くと狃豊瓩判颪れた旗やのぼりが目に付きます。こんなに日常をわかせることなのかと疑問に思いうこともあります。報道によると「令和」という漢字を会社の名前に取り入れた企業が何十社も誕生しているのだそうです。まあ、何んでもいいからこの閉塞状況から逃れたいと思うのはある程度仕方のないことなのでしょう。ただこの機会を利用して安倍首相やその周囲の「保守」を自称する人たちが主導してさまざまな動きをしているのが気になります。元号は元号法により政府が政令で決めるもの、だから官房長官が国民に紹介したということですよね。それなのに安部首相が前面に出てきてさも自分の手柄のように講釈する、元号は時の権力者に利用されるためにあるのでなく国民と共にあるべきものだと思います。新元号が決まった後の皇室の公的行事は滞りなく行われたというのに政府の立場で別に仰々しい式典を開催するなどやはりおかしいですよ。現在の天皇ご夫妻により国民によりそう天皇家という姿が確立されようとしています。今回の儀式も難問だらけの国情をみるときそんなに華美なことはしない方がいいのではないか、静かに心のうちで平和を願う儀式、でいい。これを機会に何らかの策を弄し権力側のコントロール下に国民を置く、なんてまっぴらごめんです。

     

    それはともかく、この新年号の発表により、とにかく忙しい毎日を送っている人もいます。昔からの友人で、県内に住む若手の印章彫刻士の一級技能士として印鑑を彫っている安部嘉彦さんという40歳代前半の後輩です。世の中が印鑑を必要としない時代となりましたのでこの業界も高齢化が進み後継者が減ってきました。父親の代から続くお店「安部印房」は県庁や市役所に近い遊歩公園沿いにありますので県や市の仕事が殆どだそうです。例年だとこの4月は人事異動の季節ですのでそうした異動に伴う印鑑の発注に対応しているそうですが、今年は新年号が官房長官から発表された10分後からゴム印の予約が相次ぎ、連日日付が変わる頃まで仕事に追われているそうです。お店で作業手順を伺いましたが小さな作業の連続で聞いているだけでご苦労が察せられました。作業の前半は機械で、後半は手作業でと手順は大きく2つに分かれます。まず、発注があった文字をパソコンで取り込み版下を作ります。次にそれをフィルムに打ち出し樹脂に文字を形成します。更にその樹脂の文字を高熱でプレートに打ち付け凹版を作り凹版母型が出来上がります。この凹版母型をゴムに焼き付けるまでが前半の作業で4〜5時間かかるそうです。プレス機でゴムにシートを作った後は手作業で1個づつ切って背押しをしたゴム印に貼って行きます。説明を受けながら一応写真は撮ってはみたのですが何分、文字は何ミリという世界ですのでうまくいきませんでした。何せ発注者は個人から団体までいろいろですし、それぞれサイズも違います。書面によって形も様々です。聞いているだけで疲れてきました。根気のいる仕事です。しかも手間暇かかる割に1個の単価は驚くほどの安価で、朝から夜中まで働いて、ここには申し訳なくて書けないほどの一日の売り上げでした。こういう仕事は完全自動化は難しいのですね。これが庶民の日常です、華美になどできるわけがありません。

    尚、今日午後1時からのOBSラジオの午後ワイド「BINGO」のスタジオに呼ばれているそうですので午後1時10分から30分の間のどこかで安部さんがインタビューを受けます。できれば直接彼の生の声で苦労話を聞いてみてください。

     

    大分市府内町2丁目、安部印房

    一級印章彫刻士:安部嘉彦さん

    posted by: ちあやほーぶん | - | 07:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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