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平岩弓枝さんの世界
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    時代小説というと平岩弓枝さんの作品もよく読みます。そして彼女の作品はTVで見る機会も多いですね。TVというと現役時代はモニターも兼ねていて今よりもっと多くの時間見ていました。しかし最近はスポーツ以外、本当に見る機会が減ってしまいました。どのチャンネルも食べ物・旅・ゲームなど同じような番組ばかりです。そこで時々見たい番組が終わったあと、気がつけば時代劇専門チャンネルで藤田まことの「剣客商売」や長谷川平蔵の「鬼平犯科帳」、そしてこの平岩弓枝の「御宿かわせみ」を見ているという訳です。

     

    この御宿かわせみ傑作選「初春の客」は表題の作品を含めた9つの短編から成っています。いずれも主人公の神林東吾と相思相愛の娘・るいを中心に物語が展開されますが、お互いを思いやる人の情けがストーリーの底に流れています。また剣術道場で師範代を務めるほどの剣の腕をふるって子ども時代からの親友の八丁堀同心の探索を手伝う東吾の捕り物活劇も読む人を引き付けます。どの作品からも江戸時代、というより日本人の心の奥底にある狄佑両陲鵜瓩じんわりと伝わってきます。現代もののミステリーとはまた違った引力がこうした時代物には働いているようで、一冊読み終えるまで一日が終わりません。という意味ではこうした短編集というのもいいですね。神林東吾の凄腕に見惚れながら、いつの間にかほんわか心が温かくなっている、そこが平岩弓枝という作家の魅力なのでしょう。

    posted by: ちあやほーぶん | - | 07:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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