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つつがなく 平成から令和へ
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    今日 午前0時をもって新しい天皇が即位されました。そして午前10時半から皇居・宮殿で皇位引き継ぎの儀など諸々の国事行為が行われます。これまでのところつつがなく皇室のしきたりは執り行われていますし国民も心からの祝賀の念をもって見守っています。よその国ではテロなどぶつそうな事件が起きたりしていますが私たち日本に住む人々は今回の国事行為に異を唱える人はいないようですのでこのまま平穏に令和の時代へ移行してほしいものです。

     

    さてさてGWの真っ最中ですがお金と時間に余裕がない方もたくさんいらっしゃるでしょう。そういう皆さんに今日のような雨の日に最適な近場をご紹介します。それが日本の切り絵アートの最高峰、日本を代表する切り絵作家11人の作品群の展覧会で、大分市美術館で6月9日まで開催されています。大分アート展のチラシの図録の絵は変わっていましたが11人の作家の110点のこの展覧会を実は去年の同じ頃、九州で初めて福岡県立美術館で開かれたときに見に行っていたのです。今回は地元の美術館に初登場というのでまた又喜び勇んで会場にまいりましたが、何とここには11人の作品の他、うれしい事に大分の切り絵作家、中島眞一さんと渡邊友香さんお二人の作品、あわせて16点も展示されていました。

     

    世界各地で古くから伝統工芸として発展してきた切り絵。特に中国では1500年以上の歴史があり南北朝時代にはお祝いの飾りとして切り絵を楽しんでいたのだそうです。また、ヨーロッパの北欧では農家の女性の冬の娯楽として受け継がれてきて、北欧家具の人気の高まりと共にインテリアとして切り絵を楽しむ人が増えていったそうです。

    一方、日本では高千穂神楽で飾られる「彫り物」など祭事で神域を飾るものとして白い和紙を切って制作されていました。その後「伊勢型紙」など染物の型紙として和紙を加工した型地紙に彫刻刀で彫る技術が誕生しその繊細で美しい模様は今も多くの人々を魅了し続けているというわけです。

    糸のような繊細な切り絵があったり、1枚の紙で独創的な立体的な構造物を作り接続するところは紙の糸で縫い合わせるという凝った作品まであります。会場で放映されていた制作中の作家の動きはとてもじゃないが真似できるような代物ではありませんでした。気が遠くなるような作業が延々と続きます。日本人は手先が器用な人が多いといわれますがいくら手先が器用でもあそこまで精神を統一しておかなくてはならないとは。ハサミやカッターだけで無形のものから有形の芸術品を切り出していく、器用さに加えその人の性格が強く影響しているように思えてなりませんでした。本当に息を呑む繊細美、お見事です。

     

    関口コオ

    酒井敦美

    蒼山日菜

    代表作の文字の切り絵、この作品シリーズは

    世界中で高い評価を受け、数々の賞を受賞する

    渡邊友香「Princess」

    渡邊友香「蜘蛛の糸」

    芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の文字を切り抜き

    タイトル・作者・内容を1行づつ天井から吊るす

    渡邊友香「秘密」

     

     

    posted by: ちあやほーぶん | - | 08:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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