Search
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
そう! 名簿は犖渊讐蚕膈
0

    作家の奥田英朗さんは1998年に小説家としてデビューしていますがこの本「延長戦に入りました」はデビュー前のコピーライター時代の92〜98年に雑誌に連載していたエッセイ「スポーツ万華鏡」をまとめたものです。スポーツエッセイの枠に収まり切れない不思議な肩の凝らないとてもおもしろい、帯に書かれた通りの「爆笑文庫」でした。

    以前から何冊か読んでいましたが、一体この作家は何が得意分野なのだろう、身のまわりのあらゆる事に大変興味をお持ちで、それをごく自然な文章で表し私たちをぐっととりこにしてしまう作家さん、という印象を持っています。

    このエッセイ集でも「スポーツ選手のひそかなる故障の楽しみ」だとか「レスリングのタイツはなぜ乳首を出すのか」あるいは「スポーツのがに股と女子選手の葛藤」などなど、それはそれは思わず吹き出してしまいそうなスポーツにからむお話し満載の一冊です。

    そんな中にこんな話しがありました。「トップバッターの資質と学校の出席順」という96年7月のエッセイです。プレッシャーのかかるトップバッターの話しなのですが、そういえばそうなんだ、と改めて気がついたのがクラスにしろ何にしろ五十音順で始まる名前の並べ方です。「世の中にはこのプレッシャーに長年耐えてきたガッツあふれる人々がいる。それは誰か『あ』と『い』で始まる名字の方々である」と書いています。

    そうですよね、何から何まで名簿は当たり前のように五十音順で書かれています。当人の希望うんぬんに関係なく「あ」や「い」で始まる名字の「あいかわ」さん「あいこう」さん、「あおき」さんは必ずトップバッター。「あきやま」さんや「あんざい」さん「あんどう」さんなども永遠のトップグループです。小柄な人が小学生の時から最前列に並んだというのは聞いたことがあり何となく分かりますが、そうか「あ」のつく名字の人も必ず最初に名前を呼ばれたり並んだりしているわけですね。私などほゞ真ん中あたりの「ち」で身長も中背ですので気がつきませんでした。そう言われればそうですね「ではまず出席番号一番、あいかわ君!」と何気なくごく自然に最初に指名される、いやーこれって大変ですね、しかも当然のように一生涯ですよ。

    爐△いΔ┐順瓩筬爛▲襯侫.戰奪判膈瓠⊆書の項目もそう、他に分け方・並べ方は?何か例えば年齢順、あるいは数字の小さい順?大きい順?昔はいろは順・・・そうかトップバッターのプレッシャーがあったのかあー。

    それともう一つ、最後の「小学校の校庭散歩と昇り棒の誘惑」というエッセイにもただうなずくばかり。最近、孫と近くの公園に行ったときの話し、何と鉄棒の犁嫋紊り瓩できませんでした。この公園の鉄棒といえば最初の孫が小さい頃だから10年前にはできたはずなのに、「おじいちゃん、何してるの?」いやーまいった!まいった!ほうほうのていでスベリ台に戻りました。

    ところで今回も前々回に続いて本を取り上げましたが本といえば10月27日に始まっていた今年の読書週間は今日で終わります。以前は何かもっとこの週間はクローズアップされていませんでした?いろいろな意味でニュースに取り上げられ注目されていたように記憶しています。やはり本を読まなくなった時代を反映しているのでしょうね。

     

    posted by: ちあやほーぶん | - | 07:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    この記事のトラックバックURL
    http://blog.oita-bfcinema.com/trackback/1582
    トラックバック