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中村先生亡きあと、福岡でペシャワール会「現地報告会」
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    中村哲医師、バラの咲き誇るガンベリ記念公園にて

    ここを含めた広大な土地が大干ばつで砂漠化していたとは

    (2016年、会報より)

     

    昨年12月4日にPMS(ピースジャパン・メディカルサービス[平和医療団・日本])の中村哲先生が作業現場に向かう途中襲われアフガンの地で凶弾に倒れました。

    中村哲先生の志を胸に、アフガニスタン現地のPMS、多くのアフガン国民、それを支える2万人を超えるペシャワール会の会員や支援者、さらにはこの事件をきっかけに中村先生の存在を知った多くの人々に支えられ「中村先生の事業は全て継続し、希望は引き継ぐ」を合言葉に今日に至っています。そして中村先生亡きあと初めての現地報告会が、先日先生の母校・福岡高校の記念講堂で行われました。

    先生は敬虔なクリスチャンでしたのでそうした教会関係者が一方の輪、福岡高校時代の同期生たちがもう一方の輪という車の両輪が軸となってペシャワール会は動いてきました。私の小倉に住んでいる姉夫婦も熱心なクリスチャンで先生が北九州で動く時は義兄が運転する姉たちの車が足替わりとなっていました。そうした関係で私自身も早い段階からペシャワール会員となっていました。加えてうちのカミさんが福高時代の同期生ときていますので尚更です。

    今から36年も前、中村先生がペシャワール・ミッション病院に赴任され、パキスタン北西部の辺境でハンセン病根絶のため現地に赴きましたがその先生の医療活動を支えるためその前年に発足したのがペシャワール会です。中村先生のその後はハンセン病根絶どころではありません。周辺の無医村地域から続々と病人が集まってきますし、中には食糧不足や不衛生などにより多くの子どもたちが亡くなる現状を目の当たりにします。まずは食糧確保のために水が必要と井戸掘りを手掛けます。順調に進んでいた井戸掘りは周辺住民の飲み水が枯れるという現実にぶつかり中断せざるを得なくなりました。それではと次に取り掛かったのがクナール河から灌漑用の水路を引くというとんでもない行動です。お医者さんがロープにぶら下がって井戸の底を確めたり、用水路を作るための作業最前線で先生自ら重機の操作をしながら指揮をとっていたのです。中村先生の徳と行動はその土地に暮らす部族同士の敵愾心を超えて理解と信頼を得ていき猯个梁臙廊畄弉茲話紂垢叛果を上げていきました。それなのに道半ばにして凶弾に倒れるという不幸が襲い、中村先生というカリスマを失ったペシャワール会はどうなるのか、どうすればいいのか。

    当日、会場ではペシャワール会の会長を務めている、中村先生とは公私にわたって46年間もの長きにわたって交友を続けて来た精神科医の村上優先生が講演され、その後にあった質疑応答でのやりとりに今の現状が見て取れました。質問者は「会場を見渡すと殆どが高齢者ばかり、ぜひ若い方たちにこうした活動を知ってもらいたい」、そして村上先生の答えた言葉が「中村先生ご当人がいらっしゃった当時の報告会の時は会場にたくさんお若い方の姿があった。それが今現在のジレンマだ」と。そうなんです、初めから終わりまで全てが狠翅疾萓犬了業瓩世辰燭里任后その柱となる先生がいなくなった今、治安上から誰もアフガンの土地に行けない中でどうやって継続してゆくのか。幸い爛淵ムライズム瓩老鮑澆世掘現地には爛淵ムラスクール瓩燃悗鵑誓古未燭舛眤臉います。

    私たち後方支援部隊はより支援隊員を増やすためにペシャワール会員増員を目指さなければならないとの思いを強くしているところです。

     

    ガンベリ記念公園、ドクターサーブ・ナカムラ記念塔(高さ約15m)

     

     

     

    posted by: ちあやほーぶん | - | 07:18 | comments(0) | - | - | - |