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「俯瞰的な観点」
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    ここ数日、大きな問題として世間を騒がせている日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人が任命されなかった問題で、その理由を問われた政府側は「総合的、俯瞰的な観点の行動が求められており、その観点から任命した」と繰り返すばかりです。どんなに角度を変えて質問されてもこの言葉でしか返答しません。よほど政府内の言論統制が徹底しているのでしょう。人それぞれ価値観も考え方も違うのは当然のことだし時間や場所が違えば少しは言葉が違ってくるのではと思っていましたが見事に同じ答弁しかしません。翌日の報道に官邸幹部が「学術会議は実績や能力で判断している。こちらはそれ以外で判断している。両方が納得する理由なんてない」という言葉が目にとまったくらいです。「それ以外」とは何かは決して言わないでしょうね。

     

    ところでこの「俯瞰的(ふかんてき)」という言葉を初めてニュースで耳にした時、すごく違和感を覚えました。公明党の幹部の発言にも「耳になじまない表現で国民に理解されにくい」とありました。読めも書けもしない常用漢字にもないこんな言葉を使ったということに何か別の意図があるのではと感じました。だって「総合的な観点」で済むことで、どうしてもというなら「客観的」でいいわけでしょう。私自身は放送局に勤務していた頃、マラソン中継時にコース全体を示す図を「俯瞰図」と聞いていましたので一応「ふかん」は読めましたが一般的にはそんなに使用頻度の高い言葉とは思えません。

     

    「俯瞰(ふかん)」

      々發そ蠅ら見下ろすこと

      広い視野で客観的に見ること

       (例)「文化的観点で人類の歴史を俯瞰する」

       *ちなみに「客観的」とは

        特定の立場や主観から離れてものごとを見ること

    「俯瞰的」

      ・ものごとを客観的に見るようにすること

      ・俯瞰の二つ目の意味「広い視野で客観的見ること」に対し、そのようにすること

       それを狙った行為を示す表現

      「俯瞰的に〇〇する」というように副詞的な要素で使うことが多い

       (例)「俯瞰的意見や考え」「俯瞰的に解釈する」「俯瞰的に考える」

    ここにあげられたいくつかの例をみると、そういえば聞いた事がある言葉です。

    でもやはり日常ひんぱんに使う言葉ではありません。漢字は簡単には読めないとみたか

    TVニュースでは平仮名の「ふかん」を使っていました。

     

    どうも耳慣れない言葉なので高校の国語の教師をしていた知人に聞いてみたところ

    「政治家らしいというか、政治家やキャリア官僚特有の発想からでた狆紊ら目線瓩

    言葉ですね」と返ってきました。そういえば「俯瞰」には「高いところから見下ろす」

    という意味がありました。彼らは、彼は何気なく使ったのでしょうがこんなところにも

    あの人たちの立ち位置がかいまみえます。

     

    とまあ、使っている言葉はともかくそんなことより爐覆治郷佑世韻任命されなかった瓩里という本題の『理由』です。「総合的・俯瞰的」というあいまいな説明しかない中、ようやく重い腰を上げて答えた任命者・菅総理本人の説明も私たちを納得させるものではありません。過去からの流れが明らかになるにつれ、さまざまな声が聞こえてきますがこれは日本学術会議の枠を超えた重大な意味合いを示していると思われます。ご自分から庶民派を標ぼうして登場し、世襲議員と違った宰相として期待したのですがこれまで牘討料輙瓩箸い錣譴討い燭海箸麓造亘榲だったことがはっきりしました。菅政権が発足するやいなや狄融の菅甅犇権力の菅瓩本性を現したかのようです。直接選挙で選ばれたわけでもないのに権力を振るう。異論あっての民主主義です。異論封殺、知識人弾圧、となると次は、考えただけでもぞっとします。思い過ごしだといいのですが。

    国がお金を出しているのだからたて突く奴は排除する、ということで政府と自民党は日本学術会議の組織そのものに手をつけようとしていますがお金は税金、私たちの出しているお金です。公務員は犖僕瓩世箸いΔ海箸魘く言いたいし、それとこれは別問題です。すぐそうやってすり替え論を持ち出す小賢しい知恵だけはすぐまわる、手際が良すぎるのです。

    とここでふと、これって誰かが書いた筋書きにそっているのではないかと思い始めました。コロナ過で振り回されている世の人に、突然 日本学術会議の6人減の問題を持ち出したタイミングといい、当然出てくるであろう反発を見越してすぐに発表した10臆円という年間予算、コロナ過でリストラや収入減で苦しんでいる人々にとって10臆円という金額は大き過ぎます。あの組織がどういうお金の付い方をしているのかを情報を握っている政府側はさまざまなルートを使って国民にリークしていく。その一方で改革をやるぞと会議側に脅しをかける。そうなると国民は興味深い方に気が移り、時間が経過すると共に6人減の理由など忘れるとはいいませんが影が薄くなる、という見立てだと一連の流れは納得できます。いやーお見事!おそらくこれから先を読んだ絵地図も何パターンか出来上がっていることでしょう。せっかくの頭脳をコロナ禍で苦しんでいる人のために使って欲しいのですが残念ながら彼らの中に占める犢駝鵜瓩呂瓦一部のようです。

     

     

    posted by: ちあやほーぶん | - | 07:12 | comments(0) | - | - | - |